ピスコはペルー
 
 

ピスコ

1551年、ペルーのブドウの祖先が初めてカナリア諸島からリマの南にあるイカのオアシスに持ち込まれました。地元のワイン製造業者はすぐにブドウのブランデーを作り始め、このブランデーをピスコの港から他のスペインの植民地に出荷しました。次第に、ピスコの名はこの地元産のブドウのブランデーの名前になりました。今や、風味豊かで、香りが芳醇で、こくがある最高品質の「ピスコ」は、乾燥した海岸地帯に点在する温暖なオアシスで製造されており、このオアシスはリマからタクナまですべてペルー南西の太平洋岸に沿って点在しています。ピスコはペルーの国民的飲み物であり、リマの南にある、マラ、サンアントニオ、サンタ・クルス・デ・フロレス、サン・ビセンテ・デ・カニェーテ、パカラン、ルナウアナのワイン醸造所の伝統的な蒸留酒製造所で製造されています。さらに南部のイカ県では、より南部のマーヘスのアレキーバ谷やビトールやラ・ホーヤに加えて、チンチャ谷、ピスコ谷、イカ谷、パルパ谷、ナスカ谷の80を超えるワイン醸造所が素晴らしいピスコを蒸留しています。南部国境に近いモケグアでは、10社ぐらいのワイン醸造所がピスコだけでなく、ピスコとワインを混合した「ミステラ」の製造も行っています。すばらしいピスコ・ブランデーとアプリコットフルーツ・ブランデーはペルーの最南部のタクナの35のワイン醸造所の定番商品です。いくつかのワイン醸造所では、観光客が工場敷地内に宿泊できて、滞在中、ピスコ作りに参加できるのです。2月と3月のブドウ*の収穫は、本当に人気のある祭りで、2月8日は、ペルーのピスコサワーカクテル・デーです。「アチョラード」はさまざまのブドウの祖先をブレンドしていますが、「イタリア」や「ケンブランタ」のブドウの祖先から作られたピスコ・ブランデーが一番人気です。あらゆる「ピスコ」は38°から46°のアルコール度数で作られています。有名な「ピスコサワー・カクテル」は、世界一おいしいカクテルの1つですが、ピスコを3オンス、ライム果汁を1オンス、ガムシロップを1オンス、卵の白身半分、キューブアイス4個をシェイクして作られます。グラスに注いだあとで、上からビターシロップを2~3滴落とします。 *「ピスコ・グレープ」の種類:ケンブランタ、黒ブドウ、モラレ、ウビナと、イタリア、トロンテル、アルビーリャ、モステカルなどの香りのよい種類です。

 
ボテラ・デ・ピスコ /(P.カセレス)/PP